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喘息吸入の効果的な吸いかた/注意事項

正しく吸入しないと気管まで薬剤が到達せずに十分な効果を得ることができません。下の動画に効果的な「ホー吸入」の仕方のわかりやすい説明がありますので是非、参考にしてください。

小児喘息の吸入治療の効果的なスペーサー
​ 乳幼児~学童、吸入デバイスが苦手な人のために吸入補助スペーサーの使用が推奨されています。これを上手に使用するとネブライザーと同等の効果があり、しかも、携帯性が優れているので「いつでも、どこでも、誰でも」もできます。
​特に乳幼児~学童の方は、これを利用して頂くと効果的です!保険適応でスペーサーも処方可能です。

ツロブテロール貼付薬は、

世界で日本と韓国にしかない薬で、吸入も内服も困難な乳児の継承の喘息に使えるかもしれないといった程度の裏技的薬剤にしか過ぎず、よくされてしまう間違った使い方としては、咳のひどい時に背中や胸に貼付するといった咳止めテープとしていまだに使われてしまうことがあります・・・。手の震えや動悸の副作用がみられることもあります。

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●喘息の急性期の治療:

短時間作用型のβ2刺激薬(SABA)の吸入(サルブタモール:ベネトリン® or プロカテロール:メプチン®)が基本となります。

乳幼児0.3ml、学童~:0.3~0.5mlが1回の吸入に必要とされ、20分間隔で追加吸入が可能。

 

この吸入で反応しない場合には中等症発作とされ、ステロイドの内服が3~5日間適応になります。

昔、よく使われていたテオフィリン、アミノフィリンという気管支拡張薬は効果がいまいちなのと安全性、副作用の面から現在は、推奨されておらず、気管支炎や喘息には使われることはなくなりました。これは昭和・平成時代の治療薬となっています。

●喘息の慢性期の治療:

吸入ステロイドが基本になります。

乳幼児(6歳未満)では、吸入デバイスをうまく使うことができないことが多いため、スペーサーという吸入補助具を併用します。


各吸入薬のそれぞれに正しいやり方は、日本喘息学会の吸入操作動画があります。こちらを参考にしてください。
 

咳喘息という一般の喘息とは少し異なる疾患があるのですが、これは、教科書的には6~8週間咳が長引いた場合に初めて疑う病気なのですが、3週間以内の急性期の咳をなんでもかんでも咳喘息という安易な診断をしてしまう医師が多く、呼吸器内科を標榜されている医師の方々にも散見されることも多く、その見極めを慎重にすることが重要になります。

 

この病気は、確定診断をすると10~30%は通常に気管支喘息となってしまうこともあり、咳がおさまっても1年ぐらいは継続して経過を診ていく必要性があります。

 

持病のようになることはないので、咳がでるたびに十分な説明なく、毎回咳喘息と診断されるも咳がすぐ改善しない場合には、そもそも喘息ですらない可能性。もしくは、咳喘息ではなく、通常の気管支喘息である可能性があります。この診断の見極めをしっかりしないと不要な薬を永遠と継続させてしまうことになったり、継続しないといけない薬を中断させてしまうことになったりするので非常に重要なポイントになります。

喘息の診断は、難しいことも多く、長期の経過で「咳喘息」と診断したものが、実は「気管支喘息」であったという診断という判断をすることになるケースも多くはありません。

 

咳症状は、感染症とアレルギー疾患なども含め、幅広い総合的な知識と経験のある医師による見極めが重要となり、専門的な知識や経験のある医師でも経過をみていかないとなかなか、確定診断に至ることができないのです。

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