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3種のコロナ検査機器導入

更新日:2023年2月14日

●当院では、昨年より、3種のコロナ検査機器を導入して対応しております。患者さんの

状態に応じて、臨機応変に検査を使い分けています。


1.発症翌日~7日頃まで判定可能な抗原定性検査キット:8分で判定可能

  利点:1本の綿棒検体でインフルエンザA/Bともに同時判定可能。8分で判定可能。

  欠点:発症3日目前後の一番感度が高くても67%~77%。

     つまり、23~33%はコロナ罹患していても陰性判定となってします・・・。

2.PCR法(等温核酸増幅法/NEAR法:ID-NOW):13分で判定可能

  利点:発症翌日~発症5日目で感度が80~93%あり、特に発症した翌日から

     2日目~3日目で90%前後の感度があり、結果の信頼精度が高い。

     13分で判定可能。

  欠点:インフルエンザは、一緒に検査できない(保険対象外)。

     Ct値というウイルス量が出ないため、症状出現時期に波がある場合など

     にいつ頃発症かの見極めは出来ない。

3.PCR法(リアルタイムPCR法):翌日以降に判定可能

  利点:発症0日目(当日)から、感度は80%みられ、特に発症した翌日から

     2日目~5日目で90%前後の感度があり、結果の信頼度が最も高い。

     Ct値というウイルス量が出るため、症状出現時期に波があり、いつ発症かの

     判断が難しい場合にもいつ頃発症かの推定が可能となる。

  欠点:検査センターでの外注検査となるため、検査の実施時間の制限(検体回収時間)

     があるのと結果報告が翌日以降となる。


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