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第39回日本環境感染学会

 2024年7月25日~27日:第39回日本環境感染学会が京都にて開催されます。27日のパネルディスカッション「急性気道感染症に対する抗菌薬の適正使用」での演者として、当院院長が招聘され、講演を行います

 ウイルス性気道感染症いわゆる風邪症候群、そして、中耳炎/鼻副鼻腔炎/咽頭扁桃炎/気管支炎/肺炎などの細菌性気道感染症が関与し、時に抗菌薬(抗生物質)が必要となるPhaseに関して、感染性の高いインフルエンザ/COVID-19(新型コロナ)なども含めた気道感染症において、どう見極めるか?いかに採血はあてにならないか、なんとなく採血やレントゲンではこれらを見極めることはできないという事実。

 抗菌薬を処方する場合には、どのような細菌やその耐性率を想定し、目の前の患者の【抗菌薬処方Best】は何か?診断するための本当に必要な検査は何か?その検査のタイミングのBestは今なのか?その検査の感度/特異度はどのくらいなのか?COVID-19/インフルエンザの場合には、抗ウイルス薬を処方すべき対象かどうか?etcをその外来診察の現場で見極め/判断する。(感染症以外の疾患ではないのか?を常に頭

に鑑別に入れつつ・・・。)

 また、現時点での診断と経過で具体的にどのように変化した場合に再受診が必要となり、診断/治療の再検討が必要になるのか、処方する薬の目的と効果も含めて、【説明処方箋:0円】を処方し、医師の頭の中をわかりやすく開示し、理解/同意のうえ、治療方針の共同意思決定を行う。今回、ここでは、急性気道感染症における【抗菌薬処方Phase&Best】を医師だけでなく、看護師、薬剤師、検査技師など感染症診療に関わる多くの医療従事者を対象に講演を行う。「あなたのその検査&処方薬に根拠がありますか?」





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