top of page

コロナ後遺症(遷延症状)専門外来

更新日:2021年12月19日

 当院は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかった後に長引く症状(後遺症)で悩まれる患者さんを2021年02月より受け入れ、受診拒否されたり、検査で異常がないということで治療対応などがされずに悩まれている患者さんが迷子にならないように同年04月にホームページにポスコロ外来(コロナ後遺症専門外来)として掲載しています。


 新型コロナウイルスにあるスパイクというタンパク物質が、ヒトの細胞にあるACE2受容体に結合することで細胞内に侵入・増殖し、ヒトの臓器組織を障害します。 ACE2受容体は、肺や脳、鼻腔や口腔、心臓、血管、小腸などに存在し、長引く症状(遷延症状)・後遺症を多様な症状を起こすといわれています。いろんな仮説もいわれていますが、その詳細はいまだ未解明でもあり、症状はあるのに採血や画像検査では異常がないという結果になることも多く、現時点では現代医療では治療法がありません。

 当院では北陸3県だけでなく、全国からそれらの症状に悩まれる患者さんが受診されております。全国でも、いまだに数えるほどと非常に少ないポスコロ外来(コロナ後遺症専門外来)の当院の状況を朝日新聞より1か月半にわたり取材を受け、2021年12月15日(水曜日)の朝刊の掲載されました。

 翌日の12月16日(木曜日)に石川テレビ放送、12月17日(金曜日)に北陸朝日放送より取材依頼を受け、対応させて頂きました。今後も引き続き、患者さんが迷子にならないように受け皿となるべく、漢方診療なども併用しながら、日々進歩していく明らかになっていく医学知識をアップデートしつつ、悩める患者さんに寄り添う幅広い医療を提供し続けるクリニックを目指しております。





閲覧数:79回

最新記事

すべて表示
bottom of page